今日の欅坂46有明ワンマン放送で見てほしいTAKAHIRO先生のかわいい振り付け3選
欅坂の躍進の鍵を探るうえでTAKAHIRO先生の振付が欠かせないことは、何度も語られてきた。バラエティ番組でも取り上げられるほど「サイレントマジョリティー」の振付の衝撃は強く、「二人セゾン」もその世界観を緻密に描いた振付で話題になった。
さて今日、2月25日(土)20:00からAbemaTVで、12月25日に有明コロシアムで行われた欅坂46の初ワンマンLIVEの完全版が放送される。スマホかPCがあれば、面倒な登録もなしに、だれでもタダで見れる。これは見るしかない。かっこいいダンスの欅坂46が見たいなら、最初の10分でいいから見て欲しい。(AbemaTVの差し金ではないです♡)
「大人は信じてくれない」「語るなら未来を」というクールなカップリング曲から始まるこのLIVE。アイドルらしからぬ必要最低限に抑えられたステージ照明が、クールなダンスを際立たせる。2曲をつなぐのはこのLIVEのために作られたDANCETRACK。完全オリジナルのダンスに特化されたパフォーマンス。顔の表情を捉えることすらままらないステージ上の彼女たちが、その身ひとつで存在感を放つ。DANCETRACKの最後、ソロで踊る平手は、やはり、圧倒的だ。
でも、ちょっと待った。かっこいいだけじゃない。TAKAHIRO先生が振付してくれているのは、かっこいい曲だけじゃない!かわいい曲だって振付してくれている!そのなかでもお気に入りの振付の曲を、それぞれのシングルのカップリングから全部で3曲紹介したい。(ネタバレが嫌な人もいると思うので、有明LIVE以外のパフォ―マンスから画像引用します。)
リア充の茶番劇「手を繋いで帰ろうか」
1stシングルのからは、「手を繋いで帰ろうか」。
この曲の振り付けは、彼女役守屋と彼氏役菅井をメインに、壮大な痴話喧嘩を見せてくる振付になっている。
この曲の歌詞にはまだお付き合いを公言していないカップルが出てくる。付き合ってるとは知らずに冷やかしてくる男友達や、彼らに対し煮え切らない彼氏くんに、彼女が怒ったり泣いちゃったりする。焦った彼氏くんがご機嫌取りに奔走し、最終的に気が大きくなっちゃって提案する「キスしよう!」という仲直り方法は青春ど真ん中である。知ってたよ、仲直りするの知ってた。
中盤ではメンバーが彼女側、彼氏側と二手に別れて応酬する振付もある。間奏からは、プンスカ彼女守屋と、オロオロ彼氏菅井様の二人だけの世界になる。どうにか仲を取りもとうと、菅井は追いかけ、守屋はその手を振り払う。全身を使って繰り広げられる痴話喧嘩は、まさに劇を見ているかのよう。完全に二人劇である。育ちの良さと優しさがにじみ出る菅井様も、圧倒的彼女面がすごい守屋も、どちらもかわいくてしかたない。有明コロシアムでは会場全体つかってスケールの大きな痴話喧嘩鬼ごっこをしてるとかしてないとか。
特に好きなのは、終盤、守屋が転んでそれに手を差し伸べる菅井様というシーン。(これでも分かりやすい写真さがしたんです許してください笑)
倒れる守屋を支える理佐、愛佳、オダナナ、ふーちゃんの優しい顔が好きすぎて、4人の表情をこの目で直接見るまでは、どんなことがあろうとオタ卒できない。守屋菅井が圧倒的に目立つ振付だけど、それを支えているメンバーがいるんだね。(わあ、欅っぽい)
とびきり可愛くて切ない「青空が違う」
2ndシングルからは、渡辺渡邉志田菅井守屋の5人が歌う「青空が違う」。
なんと言ってもこの曲の振付はとびきりキュート。キュートな女の子がキュートな振付で踊るので、あまりのキュートさにおぼれそうになる。
この曲の主人公は遠距離恋愛中の彼女さん。都会で夢追い中の彼氏さんに久々に電話したら、ずっと咳しているもんだから心配になっちゃって、連絡もなしに田舎から彼のアパートにひまわりの種持って押しかけちゃう、そんな歌。すごい行動力。愛が若い。
激しい動きの少ないかわいらしい振付は、メンバーの可愛さをより一層際立たせてくれる。ぴょこぴょこ飛んだり、ふりふり揺れたりする。かと思えば、切なげに空を見ながらゆっくり腕を伸ばしたり、畳んだりする。
ラストサビ前、ひまわりの種を持ってきた宣言をしたあと、5人が背中合わせに輪を作る場面がある。キラキラと流れるようなピアノの旋律に合わせ、てとてとと後ろ向きに移動した5人が寄り添う。かわいいすぎ。べリカが遅れずにちゃんと輪に入れるか毎回心配しちゃうんだけど、さあ、有明ではどうでしょう。
曲の始まりと終わりの、カバンを肩にかけるような振付も、TAKAHIRO先生らしく曲の世界観から作られた振付。見逃すべからず。
一緒にジャンプしたくなる「誰よりも高く跳べ!」
3rdシングルからはひらがなけやきこと、けやき坂46の「誰よりも高く跳べ!」。
この曲はそれまでの欅にありそうでなかった前向きなメッセージソング。とはいえ、暑苦しさはなく、メロディもアレンジも秀逸で、曲だけでも聞いてほしい。本当に良い曲。
比較的シンプルな振付だけど、躍動感にあふれていて、思わず一緒に踊りたくなってしまう。現場も超盛り上がる。題名にあるように、ジャンプする振りが印象的。そこで一緒にサイリウム掲げたりなんかできたら一体感MAX。ほんとに楽しい。
先述した2曲にはないダンスシーンありのMVがあるので予習するとより楽しめるはず。
とりあえずサビの
誰よりも高く跳べ
サビ中盤の
あの柵を超えろ
サビ後半の
気持ちからTAKE OFF!
1,2,3でTAKE OFF!
あたりのタイミングを覚えて手を上げてみてはどうでしょう!(多いな!)きっと100倍楽しい!!
有明では、間奏がアレンジされ、ひらがなけやきのメンバー全員のソロダンスが入るので、そこも見どころでっせ。
ダンスだけじゃなく、ライブ当日はクリスマスだったこともあり、クリスマス仕様の衣装も楽しめる!菅井様の涙のスピーチが聴ける!W-KEYAKIZAの詩初披露も楽しめる!
さあみんなで見ましょ、20時から。