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雨に濡れたアスファルト

ミーハーKSDDですいません。

絶滅黒髪少女かなきちに心奪われたあの日

 

かなきちこと門脇佳奈子が2月29日の劇場をもってNMB48を卒業した。

彼女は、私にとって後にも先にもただ一人、歌番組で一目惚れしたのアイドルだった。

 

一応言っておくと、私は見た目だけというよりかは、その子のキャラやストーリーも含めて好きになるタイプのオタクだったりする。だから、歌番組で「かわいい子いるな~」くらいのことは思うけど、そのあとバラエティなどでキャラが出たときに好きになる。(DDなのでどんなキャラでもだいたい好きになる)

 

1stシングル「絶滅黒髪少女」でアイドルを見た

2011年7月18日。HEY!HEY!HEY!3時間スペシャルを見ていた。Notyet目当てだった。

そこにNMB48もいた。彼女たちはまだ2回目のテレビ出演で、私はその時初めてNMB48を見た。

最初はぼーっと眺めていた。ギラギラしてるなあと思った。結成したてのグループにありがちな下剋上の雰囲気だったり、関西女性の気の強さからくる勢いだったりが画面から溢れていた。

 

「シュワシュワ 石鹸の泡みたい 白いさざ波」 

このとき画面に映った女の子。希望しか見ていないような、ラムネ瓶に入ってるビー玉のようなキラキラした瞳。

まさに”君はどこの誰なの”状態で、彼女は”はっとする清純”そのものだった。

完全に一目惚れした。後にも先にもこんな子は彼女だけだった。アイドルを見たと思った。

 

すぐにその子の名前を調べた。門脇佳奈子

もちろんそのあとの(本当の)釣り師だったり、船舶免許取得へのがんばりだったりを見てどんどん好きになっていった。

DDが災いして沢山いる大好きな子たちの一人のままだったことは、たぶん本人にとってうれしくないだろうけど、それでも、『これがアイドルか!』と一瞬で思わせてくれたのはかなきちだけだった。

 

いつかそのことをちゃんと本人に伝えたいと思っていた。

 

卒業発表、それから

NMB48の5周年記念コンサート。はるちゃんとのコンビの代表曲である「なんでやねん、アイドル」でかなきちは卒業発表した。かなきちらしい明るい発表だった。

卒業してしまう度に現れる慣れないさみしさと同時に、伝えなければという使命感があった。あまり現場に行くタイプではないのだが、当時再販していたドリアン少年の個握をとって彼女に会いに行った。

 

限られた時間のなかで、かなきちにあの時の一目惚れを伝えた。

彼女は「えーうそ!めっちゃ昔やん!!」って明るく笑ってくれた。

 

そう、それはもう昔のはなし。今更言われたって…って思われてもおかしくないはなし。でも、どうしても伝えなきゃいけない気がしてた。

かなきちがアイドルに絶望したわけでも、アイドルが嫌になったわけでも、なにかを諦めたわけでもないことは分かってる。

 

アイドルとしての彼女が確かにそこにいたこと。

彼女の笑顔に一瞬で心をまるごと奪われた人がいたこと。

彼女の透明な瞳を見て「アイドルっていいな」って理屈なしに心の底から思えた人がいたこと。

なにより、そのエネルギーの発生源は、まぎれもなく門脇佳奈子という一人の少女だったこと。

 

かなきちにはそういう”才能”が間違いなくあるんだよって伝えたかった。

 

伝わったかどうかわからない。いやもう、伝わらなくてもいい。

ただ伝えたかった。アイドルを卒業する彼女へのオタクとしての最後のエゴに過ぎない。

もっとちゃんと一心にかなきちを応援していた人たちの声だけをかなきちは聞けばいい。

 

 

おそらく誰も覚えていないであろう絶滅黒髪少女のキャッチコピーがある。

『黒髪命、清純はいつだって一生懸命。』

ああ、かなきちはいつだって一生懸命だった。

そして、きっと、これからも。

 

かなきちは昨日、NMB48を、アイドルを卒業した。

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かなきちおつかれさま、卒業おめでとう。

 

 

 [画像参考URL]

NMB“かなきち”門脇佳奈子ドタバタ卒業!舞台に取り残された? - SANSPO.COM(サンスポ)